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SPICE & CURRY BUSINESS REPORT

【比較表】スパイス調合・カレー関連のEC・サブスク・OEM

サブスク、OEM、EC、資格講座の7者を、業態と扱い、小ロット対応の公表有無で整理します。

小さな紙の小袋とガラス瓶に分けられたスパイスのブレンドが、クラフトの箱に並ぶ様子

最終更新日:

比較表を読む前に

本ページの比較表は、各社の公式サイトに掲載されている会社概要・サービス内容・製造条件などの確認できた事実項目だけを並べています。順位付けや優劣の判断は行いません。公式サイトで確認できなかった項目は「公式サイト参照」と表記しています。

スパイスやカレーの事業を広げる際には、原料を仕入れるだけでなく、「加工する」「届ける」「教える」といった周辺の機能を、外部の事業者に任せる場面が出てきます。たとえば、自店のオリジナルのクラフトコーラを作りたいときはOEMの受託製造者が、家庭向けにスパイスセットを定期的に届けたいときはサブスクの先行事例が、スパイスの知識を体系的に学びたいときは資格や通信教育の運営者が、それぞれ手がかりになります。

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本ページでは、こうした周辺機能を担う事業者を、業態の違いに着目して7者掲載しました。業態は、サブスク、OEM(受託製造)、EC・小売、工房、資格・教育の五つに大別しています。1者が複数の業態を兼ねることも多いため、表では主な業態を示しています。掲載は網羅的ではなく、公式サイトで事業内容を確認できた事業者に限っています。メーカーや輸入卸などの原料側の事業者は、【比較表】国内スパイスメーカー・輸入卸・小売で扱っています。

小ロット対応については、公式サイトに明記されている場合のみ「公表あり」とし、具体的な数量が記載されているものはその数量を併記しました。数量が書かれていない場合や、そもそも該当しない業態の場合は、その旨を示しています。実際の最小ロットや条件は、見積りの段階で変わる可能性があるため、各社に確認してください。

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【比較表】EC・サブスク・OEM・講座の事業者7者

事業者運営会社・所在地業態扱い小ロット対応の公表公表情報(公式サイト記載)
AIR SPICE株式会社エアスパイス(所在地は公式サイト参照)サブスクレシピ付きのスパイスセット。丸のままのスパイスと粉状のスパイスを小包装該当なし(個人向けの定期購入サービス)毎月届く。4人分のカレーに必要な分量。合計10種類前後をインドから空輸で仕入れ。2016年から2026年までのレシピ一覧を掲載
ミールファーム株式会社ミールファーム(大阪府和泉市阪本町299-3)OEM(受託製造)、自社製造クラフトコーラ、ジャム、蜂蜜、ピクルス、瓶詰、お菓子、清涼飲料水など公表あり(小ロットから受託。200キログラムの蒸気釜を設置)有機JAS認定工場で製造。原料の調達から出荷まで自社で一貫。ラベルデザインの作成まで対応と案内
ジンジャーダイヤモンド代表 中尾圭吾(広島県福山市本庄町中2-3-10)工房・直売・EC、OEM・PB受託製造ジンジャーシロップ、クラフトコーラ、果実シロップ(要相談)公表あり(200mlで200本〜、100本も応相談)2010年創業。添加物不使用の手作り製造。煮出す、すりおろす、絞る、ペーストの4種類の製法。リードタイムは約2週間と案内
株式会社カネカサンスパイス大阪府大阪市淀川区十三東1-10-17OEM、メーカー(業務用)スパイスミックス、シーズニング、液体スパイス、数g〜数十gの粉末小袋公表あり(オリジナル商品を小ロットから製造したい事業者向けと案内)滋賀工場と茨城工場の2拠点。OEMの依頼フローと事例を掲載。年間5,000トン以上のスパイスを輸入
株式会社ヒビキスパイス東京都足立区綾瀬六丁目21番15号OEM、メーカー(業務用)にんにく、しょうが、塩こしょう・胡椒、唐辛子、各種シーズニング公表あり(既存製品における容量の特殊規格や小ロットからの対応)OEM受注製造(PB製品)を随時受付。留め型製品の案内あり。全国対応
株式会社富澤商店東京都町田市小山ヶ丘3丁目22-9EC・小売・卸製菓製パン食材、乾物、ナッツ、スーパーフード、世界の食材。ECに「塩とスパイス」のカテゴリー該当なし(小売・卸の事業者)全国約90店舗の直営店舗と自社オンラインショップ。パン・菓子専門店向けの卸サイト。食品の小分け業の製造工場を運営
スパイスコーディネーター協会東京都葛飾区東新小岩5-12-7資格・教育(通信教育、講座)スパイスコーディネーター、同マスターの資格。通信教育、料理実技研修該当なし(資格・教育の運営者)協会が認定する資格で、商標登録されていると案内。資格の取り方、カリキュラム、受講料、認定試験日のページあり

2026年10月時点、各社公式サイト・公開資料に基づく。最新情報は各社サイトで確認してください。「公式サイト参照」は、公式サイト上で確認できなかった、または年度により数値が変わるため記載を控えた項目です。表の事業内容は各社の自己説明であり、第三者による評価ではありません。

各事業者のプロフィール

以下は、公式サイトに掲載されている内容に基づく各社の概要です。事業内容は各社の自己説明であり、当サイトによる評価ではありません。

01AIR SPICE(株式会社エアスパイス)

AIR SPICEは、毎月、レシピ付きのスパイスセットを届けるサービスです。公式サイトでは、届くものとして、良質で香り高いスパイス、わかりやすいレシピ、楽しく読めるエッセイの三つを挙げています。スパイスは、4人分のカレーを作るのに必要な分量を使い切りで届け、合計10種類前後のスパイスをインドから空輸で仕入れているとあります。丸のままのスパイスと粉状のスパイスを、特別なブレンドで小包装するとの説明です。運営メンバーとして、株式会社エアスパイス代表取締役の水野仁輔氏と、プロ向けのインド食品の輸入を手がける株式会社インドアメリカン貿易の代表がスパイスの調達を担当すると紹介されています。

02株式会社ミールファーム

ミールファームは、大阪府和泉市に工場を構え、ジャムや蜂蜜、ピクルス、瓶詰などの加工食品や、クラフトコーラ等の飲料を製造・販売する企業です。公式サイトは、OEM受託製造を承っているとし、原料の調達から製造、充填、パッケージのデザイン、出荷まで一貫して対応できると案内しています。有機JAS認定工場で製造し、製造室の衛生管理を徹底していると説明しています。200キログラムの蒸気釜を設置していることから、小ロットからの依頼を承ると記載しています。クラフトコーラのOEMについては、スパイスや果物にこだわった特別感のある商品に仕上げると案内しています。

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03ジンジャーダイヤモンド

ジンジャーダイヤモンドは、広島県福山市に工房と直売店を持つ、ジンジャーシロップ専門店です。公式サイトによると、工房は2010年に創業し、10年以上ジンジャーシロップを主軸に生姜製品の製造・開発に取り組んできました。その波及として、クラフトコーラの製造も始めています。OEM・PB受託製造のページでは、ジンジャーシロップ、クラフトコーラ、果実シロップ(要相談)を受託できるとし、小ロット対応を200mlで200本からと示しています。商品開発の流れとして、味比べ、打ち合わせ、見積り、試作、発注、生産・納品の六つの段階を案内しています。

04株式会社カネカサンスパイス

カネカサンスパイスは、業務用市場で発展してきた香辛料メーカーで、OEMの案内も公式サイトに設けています。OEMのページは、自社でオリジナル商品を販売したいが製造設備がない、複数の調味料や添加物を頻繁に計量・配合している、オリジナルの商品を小ロットから製造したい、といった事業者を対象に、受託製造の例と依頼のフローを紹介しています。取扱商品として、各種香辛料、スパイスミックス、カレー、液体香辛料、小売商品を挙げています。数g〜数十gの粉末小袋製品や数gの液体小袋製品など、多様な包装形態に対応する設備を持つと説明しています。

05株式会社ヒビキスパイス

ヒビキスパイスは、にんにく、しょうが、唐辛子、各種スパイス類を扱う業務用の食品メーカーです。公式サイトのトップには、下記の依頼も承りますとして、OEM受注製造(PB製品)の案内があります。既存製品における容量の特殊規格や小ロットからの対応、要望に沿った原料加工を、可能な限り対応できるよう努めると記載しています。また、在庫リスクを考慮した販売数量や、他社との差別化製品などに応じて、留め型製品の案内も行うとあります。依頼内容によってはお受けできないものもあるため、まず営業担当へ相談するよう求めています。全国対応とも示されています。

06株式会社富澤商店

富澤商店は、東京都町田市に本社を置き、全国約90店舗の直営店舗と自社オンラインショップで、製菓製パン材料などを販売する企業です。公式サイトは、販売する商品群を、プロのパン屋さんや洋菓子屋さんに届ける業務用商品と、各地の生産者から仕入れる農産・海産乾物を選別・袋詰めした商品の二つに分けて説明しています。事業内容には、食品の小分け業の製造工場運営が含まれており、橋本工場を持ちます。オンラインショップには「塩とスパイス」のカテゴリーがあり、パン・菓子専門店向けには卸サイトも設けています。スパイスを小分けして販売する際の事業の形を知る手がかりになります。

07スパイスコーディネーター協会

スパイスコーディネーター協会は、東京都葛飾区に事務局を置く協会で、略称はSCAです。公式サイトは、スパイスコーディネーターを協会が認定する資格とし、商標登録されているため、他の機関では認定証を発行できないと案内しています。資格にはスパイスコーディネーターとスパイスコーディネーターマスターの区分があり、通信教育、料理実技研修、認定試験日、受講料などのページが設けられています。協会の資格は、スパイスの知識を体系的に学びたい人や、料理教室を開く人が検討する選択肢の一つです。民間資格であり、公的な資格ではありません。

OEMやサブスクの事業者を比較するときの視点

OEMを依頼する側の視点では、最小ロットと単価、試作の回数と費用、リードタイム、原料の指定ができるか、容器やラベルの対応範囲、表示のチェックの有無、営業許可や認証の保有状況を確認します。たとえばジンジャーダイヤモンドのように、試作の流れと小ロットの数量を公開している事業者は、問い合わせる前に条件を把握しやすくなります。一方で、数量や費用を公式サイトに載せていない事業者でも、見積りの段階で柔軟に対応する場合があります。公表の有無と対応力は別の話ですので、気になる事業者には直接確認します。

サブスクを検討する側の視点では、届く内容、頻度、解約の条件、スパイスの鮮度や小包装の形、レシピの難易度を確認します。事業を立ち上げる側の視点では、サブスクの先行事例の仕組みから、スパイスをどのように小分けし、レシピと組み合わせて価値を伝えているかを学べます。ただし、サブスクを事業として運営する場合は、小分けや表示の制度が関わるため、スパイスの仕入れと輸入とクラフトコーラ・スパイス加工品とOEMで整理した許可と表示の論点を確認してください。

資格や教育の視点では、運営団体、認定の方法、費用、更新の有無を確認します。民間資格の内容は調合AI・パーソナライズと薬膳スパイス市場でも触れています。

一次情報の確認先

本サイトはスパイス流通・カレー業態・調合ビジネスを公開情報から整理した業界レポートであり、特定の店舗・商品・仕入先の推奨ではありません。スパイスやハーブに関する効能の説明は行いません。営業許可・食品表示・輸入手続きは保健所・消費者庁・検疫所等の公式情報をご確認ください。